はみだしっ子
どんなおはなし?
7歳のグレアムとアンジー、5歳のサーニンとマックスという少年たちが、親に嫌われて家を出て4人で生活を始めます。しかし自由な放浪生活中におこった事件で秘密を抱えることになり、離れ離れになってしまいます。
ここがおすすめ!
4人の子どもが親を捨てて出ていく小気味よさと同時に、孤独が印象に残ります。4人の深い結びつきに家族とは何か、自由とは何かを考えさせてくれる作品。
著者 |
三原順 |
出版社 |
白泉社 |
レーベル |
花とゆめCOMICS |
巻数 |
全14巻 |
発表 |
「花とゆめ」 1975年~1982年 |
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みんなが送ってくれたおすすめだよ!
子供の彼ら、世界は不安な謎だらけ、優しくしてくれる人を探したい、親には頼れない。そんな彼らの生き様を見たい人。におすすめ!
A-1(えーわん) さん社会人
とうろく日:2017/06/17
絵柄は読んでいると癖になる、そして、内容は小中学生時代の自分にはわくわくする冒険的な内容で、どうすべきなのか、彼は彼らは?そして私なら?そんな問い掛けが止まらなくなった。 もしあなたが、少しでも世の中や大人の無理解を感じ相容れなさと孤独感があるなら、彼らの境遇に共感出来るはず。 はじめは無邪気に、そのうちあきらめながら彼らが求める「居場所」は、案外誰もが得難いと気づく。 友人と語らうには深い、けれど知りたかった内容が、楽しみ読んだ漫画に答えとヒントがこんなにちりばめられているとは。 ラストを読んだら、彼らのその後を成人しても考え続けてしまう。 答えは三十代でようやく見つかるらしい。